視察勉強会

『末広がりのいい会社をつくる』
今年、私の愛読書の一冊となりました。

木の年輪のように毎年、緩やかに
たくましく成長を続けていく
「年輪経営」を提唱し実現されている
伊那食品工業株式会社。
日本のトップ企業が注目する
1958年創業の寒天メーカーです。

「会社は本来働く人を幸せにする
ためにできたものだ」という
大前提をもとに
"終身雇用"、"年功序列賃金"を守り、
車の雪や霜が解けないまま
出勤すれば事故を招きかねないと考え
自宅に屋根付きのガレージつくる
「車庫手当」等、社員や地域性に
配慮したユニークな福利厚生制度は
20を超えています。

社員の仕事に対するモチベーションは
高く、敷地内は
「かんてんぱぱガーデン」として
一般開放、人も社会も幸せになれる
会社づくりを実践しておられます。

嬉しいことに、その会社を訪問する
機会を得ることができました。
企業イメージは、働く方々の印象で
大きく変わりますが、著述どおりの
「いい会社」であり、
感嘆することばかりでした。

その日の宿泊は、旅館甲子園で
グランプリを連続受賞したことのある
渋温泉の老舗旅館。
旅館の社長と夕食をご一緒させて
いただき、旅館業の苦労話や、
成功体験を沢山伺いました。

地方にも魅力ある企業がたくさん
あります。直接その企業の雰囲気に
触れ、感じ、ノウハウを学ぶことは、
とても大事です。
より一層、ご縁のあった企業様が
独自の良さを開花させられるよう
サポートしていきます。

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