3月研修で想うこと

皆さん、こんにちは!

ミライスタコンサルティング
加藤武志です。

企業研修に3月登壇する際、
必ずある話をします。
それは、12年前に発生した
東日本大震災の話です。

地震発生時、私は勤務先の
会議室で会議中でした。
比較的地震の少ない富山では
経験したことのない長くて
強い揺れが収まり、製造課の
責任者だった私は、すぐさま
製造現場に確認をとりました。

ケガ人や異常が発生して
いないか情報収集をしたところ、
特に異常はなく、
ほっとしたのも束の間、
地震情報を確認すると
    ・・・絶句です。

私の第二の故郷と言ってもよい
宮城県で震度7。
更に大津波警報が広範囲で
出ている状況でした。
「これは大変な状況になっている」
と。

会議が終了したのが16時、
更に衝撃的な映像を目にします。
それは、私が慣れ親しむ大好きな
東北地方を巨大津波が襲っている
目を覆いたくなる映像でした。

・・・かの震災では
多くの大切な命が失われました。

死者18,131人、行方不明者2,829人
(消防庁被害報第146報)
その中には高校や
大学を卒業したばかりで、
4月からの新生活に
胸を躍らせていた若者も
数多くみえたことでしょう。

彼らは自らの夢や希望を叶える
事ができなかったと考えられます。
本当に無念で、
悔しかっただろうと思います。

3月の企業研修では、
このことに思いを寄せて、
私たちは生きているだけで
それは幸せであり、
仕事を通じて成果を出し、
社会に貢献できているのは
とても幸運なことだと
お伝えしています。

多くの若者がその幸運を
感じることができないまま、
自然の脅威に飲み込まれて
しまったのですから。

若者だけでなく、改めて、
亡くなられた全ての方々の
ご冥福をお祈り申しあげます。

生きているだけで素晴らしい

ミライを創ることが
できればもっと素晴らしい。
毎年3月のこの時期になると
そう思うのです。

穏やかな南三陸の海(2014年12月)











追伸

「宇宙飛行士選抜試験」
先日、2人の最終選考者が発表
されましたね。

残念ながら、私の友人は
2次試験を通過することが
できませんでしたが、彼の
挑戦は本当に素晴らしく、
勇気をもらえました。

一度しかない人生、
かっこいい人生送りたい、
私も負けていられません。

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